エッセイ

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Culture Comsons:豊かな人生を送るために

門前の小僧習わぬ経を読む私の母方祖父は漢文を嗜む人だった。祖父の家には私と同年代の従兄妹がふたりいたけれど、祖父はなぜか私だけを膝にのせて漢詩を読み聞かせてくれた。どちらの従兄妹に聞いても「祖父が漢詩...
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和歌から読み解く崇徳院の心情

崇徳院元永2年~長寛2年。日本の第75代天皇。崇徳院の父親は、『鳥羽天皇』といわれています。母親は『藤原璋子(待賢門院)』。鳥羽天皇は幼い崇徳院(顕仁親王)を『叔父子』と呼んで忌み嫌っていました。『叔...
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コンテンツツーリズムの深層:浮世絵と江戸の魅力

2025年6月29日(日曜日)、2025年度コンテンツツーリズム学会のシンポジウムに参加してまいりました。本当はすぐにレポを書きたかったのですが、いろいろとバタバタしており…。遅ればせながら記録を残し...
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天の原ふりさけ見れば春日なる

文明堂の三笠山から古の吉野の里の三笠山に思いを馳せて。
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小野小町と夢と恋

もしあの夢が、ただの夢でなければ――恋しさに胸を焦がし、夢の中に面影を求める。小野小町の歌は、愛の余韻に濡れたまま、千年の時を静かに流れていく。触れられぬ人を想い、覚めたくなかった夢を抱いて、人は今日もひとり、まどろみの中に恋をする。
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